ラッフルズホテル

アサイチのフェリーでシンガポールに戻り、ラッフルズホテルにチェックイン。相当豪華だろうとは思っていたが、予想以上で意味が分からん。なにこのホテル。こんなホテルは泊まったことがない。ホテルのロビーやら中庭やらは大体想像通りであったが、部屋がね! もう吃驚。天井高くて吃驚。二間になってて吃驚。引っ越す前に住んでた賃貸の部屋より広くて吃驚である。担当の客室係・ジェレミー氏曰く、ボタン一つでいつでも我々の元に飛んで来るそうだ。なにこのサービス。しかも部屋には最初から既に朝日新聞が用意してあったし。まさに至れりつくせり。
ジェレミー氏に頼んでハイティーの予約をし、時間になるまでホテル内をうろついた。こんなホテルにバックパックで泊まりに来てどうもすみません。
時間になったのでティールームに行くとなぜか予約がとおっておらず、でも客室係に頼んで予約して貰った旨伝えるとすぐに席を用意してくれた。ジェレミー氏、いったい何を予約したのであろうか。席につくやいなや、ドレスコードで男性はソックス及び靴着用が義務付けられていると言われ、靴もソックスもナイ、サンダル・素足しかナイ、と言うとなぜかなんとかなった*1。この融通のきくあたり、いいね。
あー、眠くなって来た。その後の行動を要約すると、たらふくスコーンやらサンドイッチやらを食べた後、適当に街をぶらつき、その後マリーナに出掛けて足腕肩のマッサージ及びドクターフィッシュ体験。ドクターフィッシュしってますか? トルコ原産の小魚で、足の角質食べてくれんの。興味本位で試してみたが、ああもくすぐったいものだとはしらなんだ。その後ホーカーズでチキンライスを食べ、ホテルに戻ると出掛けている間にベッドメイクが為されていることが判明。しかも出掛ける間際に脱ぎ散らかしたワンピースが丁寧に畳まれてんの。恥ずかし〜。いい大人なのに人様に洋服畳まれてんの。恥ずかし〜。そしてその恥ずかしさには目を瞑って何もなかったフリをし、ホテルのバーでシンガポール・スリング。日ごろは甘い酒にはあんまり興味がないのでカクテルなどほとんど飲まないが、その発祥のバーでカクテルを飲むのはなかなかよい経験である。どんだけ高級バーかとおもいきや、意外にもカジュアルで、お通しでだされるピーナッツの殻は床に捨てるシステムになっている。ゴミを路上に捨てることはもちろんのこと、公共の交通機関でガムを食べるだけでも罰金が課されるこの国でこの食い散らしかた。
あー、もう、ダ、メ。眠い。寝る。お休みなさい。

*1:素足にサンダルで歩き回られるのが問題だったらしく、妥協案としてビュッフェには男性は取りに行かない、ということになった。ちなみに女性はサンダル素足でも問題ないそうだ。まー女性のサンダルはお洒落なものもあるからな。しかし我々の場合、二人そろってビルケンシュトックだったので、それでも女性だけはOKなのは不思議な話だ。