6月11日の日記

本日も相変わらずヒマである。あー。することがない。いいのだろうか、こんなことで。あまりにヒマなのでWikipediaクッツェーとかリチャード・パワーズとか若島正とか、ブッカー賞とかノーベル文学賞についてみたりしている。チャーチルってノーベル文学賞なのね。知らなかった。そもそも政治家のチャーチルが作家だったことを知らなかった。世の中知らない事だらけね! だから生きるってすばらしい! 何かを知るってすばらしい! ちょっとポジティブな感じになってみました。
リチャード・パワーズが物理をやってた時代があるのは知っていたが、若島正も最初は理系だったとは知らなんだ。数学だって。へー。こういう、大学での専攻を直接的に活かさない職業の人が増えるのは喜ばしい。なかまが増えた感じで。就職のために大学に行くのはやめよう! ただ知識のために、自身の喜びのためだけに学問を修めよう! といっても私は学生時代ろくに勉強してなかったが。そしてパワーズ若島正もちゃんと文系の大学院に行ってるので私とは全然状況が違うのだが。
職場の近くにある本屋がビジネス書ばかり置いて全然使えない、と同じ校正の仕事をしている人と散々こき下ろしたくせに、会社帰りに当たり前のようにその本屋に立ち寄って、しかもちゃんと1冊購入したことに気づいてやや反省。自分の趣味とそこの本屋の方向性が合わないというだけでこき下ろしてすみません。よく探したらクッツェーとか置いてあんですね。どうもすみません。ということで今読んでいるのはクッツェーの『恥辱』。3分の1ほど読んだが、面白そうな予感である。