昆虫に興味を持つ

私は昆虫なんかぜんっぜん好きじゃないが、その生態はかなり面白いと思い始めた今日この頃である。吃驚するくらい複雑な行動を示す種がいたりして、アイツらほんとは人類より頭いいんじゃないの? と不安になり、脳ミソなんかほとんどないクセに、そうそう自分たちの幼虫を食べちゃう連中もいたし、やっぱバカじゃん、などと悪態をついたり。以下、今日知ったこと。
シロアリはゴキブリの仲間から進化したそうだ。…シロアリもエンガチョだな。別にもともとスキじゃないけど。ミツバチの女王は『女王物質』というのを分泌するそうだ。女王物質。ネーミングがすごい。役割もすごい。これが分泌されほかの雌に伝わると、雌たちの卵巣の発育が妨げられるんだそうだ。やるね。まさに女王物質。で、この女王はさらに、数回交尾しただけで一生に必要な精子を蓄えておけるのだ! 種を自分ひとりだけで残せる、という意味では完全体。で、その産んだ卵のうち、受精卵からは雌、非受精卵からは雄が生まれるんだそうだ。なにこの産み分け。ハチの女王すごいじゃん。もうなんだってできるね。
きっと、こうやって人は昆虫に興味を持ち、収集し始めたりするんだろうけれど、私もそうなるかというと、やっぱそれはない。ムリ、ヴィジュアル的に。ああ、昆虫が、いやせめてゴキブリがいない世界に住みたい。