海外旅行に悩む

最近では見た目上、すっかり勤労意欲がわいたかのような働きっぷりであるが、全然やる気なし。なるべく家にいたい。引きこもり万歳。しかし実際に無職になって引きこもってると若干死んじゃいたい気分になるのだが。ある程度、社会との接点は持っていた方が精神衛生上よろしいのであろう。週に3〜4日勤務がいいね。理想を言えば。いま仕事がなくて困っている人が沢山いるんだからさ、ワークシェアリングとかして水曜日は休日にしちゃえばいいじゃん。どうにかなんないの?
で、『日本にいたくない病』である。私は海外旅行が好きで、だからこんなに旅行をしているのかと思いきや、その実、単に日本にいたくないだけであったのだ! これまでは旅行してみたい国が沢山あり「日本にいたくない<海外に出たい」という気持ちの上でのモチベーション配分が成り立っていたのだが、ここ2年ほど海外旅行する頻度が高すぎて倦んできたというか、もうどこに行けばいいのか分からんのである。よって「日本にいたくない>海外に出たい」へと配分が変わったというわけ。そもそもなんで日本にいたくなくなるのか原因は未だ解明されていないのだが、まじめに働く期間がある程度を超えると途端に「ここではないどこか」に行きたくなるのである。どこかに行かないと死んじゃいたい気分になるのにどこに行けばいいのか分からず、ミャンマー? アルメニア? めんどくせぇ…、と計画がまとまらない。うちのやつには「いやいやミャンマーに行くか死ぬかだね」と言うと、「どこにも行かずに死なない方法はないの?」とやや呆れつつ言われた。
あー、なんか思い出した。私が日本にいたくない理由。突き詰めると要するに働きたくないわけで、なぜ働きたくないかと言うと、親しくない人と当たり障りのないコミュニケーションをとるのが、恐らく私の一番の不得手なことで、一人で誰の目もないところで黙々と作業を続けるのであればおそらくやれるのであろうけれど、一緒に働く人がいれば当然、社会性を備えた大人である風を装わねばならず、それでウンザリ。だからある程度働くと仕事辞めたくなって、無職で家にいると死んじゃいたい気分になるから現実逃避で海外に行くのであろう。こんなところになぜ己の性質を赤裸々に書き記しているのか謎だ。
というところでどこに行けばいいのか分からなくて困っています。本当はベルリンに行きたいのだが、真冬に行くなんて、ねぇ。寒いのヤダ。というかせっかく行くのであれば、いい季節に行きたいから今は我慢である。もっと自分に正直になるとハワイにでも行ってみたい気分であるのだけれど、なぜか若干ストイックなところがあるので、そんな楽なところでのんびりするのは許せない。もっと苦行を。こうやって全然計画がまとまらないので、おそらくそのうち旅行するのが辛い国にいやいやながら行くと思われます。