衝撃的体験

あまりにも価値観が異なる人を目前にすると、言葉を失うものなのですね。私は今日、初めて会った人と喋った時に、それを体験しました。どれくらい違うかというと、例えて言うならば『ドトールのコーヒーはスタバに比べたら安い』と言った時に『いや、高い。私にはそんな余裕はない』と返され、重ねて『よほど日頃こつこつお金をためているのだろう』と言われるくらい違う。そんなに言われるほど貧乏じゃないのだが…。ほかにもこれと同じくらいの相違があり、なにかひとつのことについて話そうとしても認識が完全に異なるので会話が噛み合ないことが目に見え、結局なにも喋れなくなってしまった。ショックで絶句、っていうんじゃなく、ほんとうに何を喋ればいいのか分からなくなったのだ。こんな経験は、初めてだなぁ。相手がなにか言ってきて同意を求められても、とても同意できないうえ、初対面だからさほど突っ込んだ話をしたくないのもあり、やはり何も言えず。なにも言えなくなったことが衝撃的。
その人と喋ったのはたったの20分くらいだったのだが、その後しばらく虚脱状態になった。吃驚。たぶん、こんな日記を書いてもあまり私の衝撃は伝わらないのだろうが、文章にでもしないとこの体験を消化できないので日記にしてみた。あー、吃驚したよ。