結局昨日は

片付けも勉強も放棄してネコ不足を解消するため実家に帰った。ケーキが食べたかったので買って帰るか迷った結果、ケーキ屋のイートインで食べていくことに。両親に対し心ない仕打ちとお思いか。違うんだよ。生活習慣病だからケーキなんか食べさせられないのである。つまり親を思う子の心から、一人だけケーキを食べることにしたのだ。ちなみにここのケーキ屋、イートインを使うのは初めてなのだが、テーブルの上に「(スタッフの)元気がよすぎることがあるかもしれませんが、ご容赦ください」と書いた紙が置かれていた。しかしフィギュアの小塚崇彦選手似のスタッフは別に元気がよすぎることはなかった。
ところで実家に向かう電車の中に警官二名、坊さん一名が乗っていた。見た目で判断しているので三名ともコスプレかもしれないけど。コスプレ電車。せめて電車に乗っている間くらいは勉強しよう、と思っていたのだが、意識が彷徨っているあいだに実家最寄り駅についてしまった。帰りもまた然り。勉強しようと思うと意識が漂泊する。
久しぶりに会ったネコのたびちゃんは甘えて甘えて、私の枕の上に居座ってそのまま寝てしまった。こちらはもう、肩が布団からはみ出るし非常に寝心地悪い。どうしてネコ優先の生活になってしまうんだろう。起こしてしまったら悪い、とか気遣ってしまうのであった。
ネコ不足、たび不足は多少解消されたかと思いきや、無意識で仕事中のうちのやつに「辞書みてたら tabiness って単語みつけた」とメールを送りかけた。勿論大嘘である。そんな単語ありゃしませんし、そもそも辞書なんか見ておらんのです。あれ、ひょっとしてあったりして? 大丈夫、なかった。だいたい何なんだよ、tabiness って。「たびらしさ」の意。すんでのところでうちのやつが私の駄メールで携帯メモリがすぐいっぱいになると言っていたのを思い出して、送信を思いとどまった。