2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大蟻食

久々に大蟻食の「文句のある奴は前に出ろ」を読み返した。しかも第一回から。面白い。自由について先だって人と話をする機会があったのだが、その場にいた人々と私との間に自由の定義の食い違いを感じたために殆ど傍観に徹してしまった。いや、私が話題の中…

寝ちゃったよ。

予選が終わってよし、これから本選だぞ、というところで居眠り。中国対タイの試合終了した時点で一度目が覚め、タイの反則負けで中国が決勝進出することは認識できたのだが、次に気づいたらベトナムが優勝していた。全然盛り上がれなかった、当然ながら。ば…

トルコ

出てたんだ。知らなかった。トルコいいなぁ。行ってみたい。しかしモンゴル圧勝。トルコ選手もモンゴル選手に思わず拍手するほどの見事な勝利。モンゴル相撲パワーはすごいね。

日本決勝進出ならず

さんざん東大生を酷評しながらも決勝進出ならなかったのに無念を感ずる。優勝してほしかった…。あ〜あ。

ROBOCON

BS2にてライブでロボコン観戦。第三回の今年は開催地はソウル、東大が代表だという。今まで毎回準決勝敗退だったのね。第一回の優勝はベトナム、第二回はタイだったとか。さっき予選でマカオ対モンゴルの試合があり、モンゴル科学技術大学の紹介VTRが流れた…

alter ego

昨日に引き続きレーモン・ルーセル「ロクス・ソルス」から。「腹心の友」という語に「アルテル・エゴ」とルビが振ってあった。もう見た瞬間にこれがラテン語で、イタリア語に直すと altro io になるだろうと直感した。要するに「もう一人の自分」。友人が「…

Les enfants s'ennuient le dimanche

この間買ったCharles TrenetのCDに収録されている曲。私は単に"La mer"が聴きたくてこのCDを買ったので、他の曲に対してはさしたる関心も払わず、当然ながらタイトルなども全く気にかけていなかった。環境音楽というか、かけっぱなしにして居心地の良いCDく…

ヨーロッパ一ヶ月

私が現在連絡を取り合っている友人、知人の中でもっとも知り合った時期が古い、中学時代の塾の同級生であるUくんが明日から一ヶ月ほどヨーロッパに行ってくるのだそうだ。彼は確か今年2月にも一ヶ月以上ヨーロッパに行っていた。去年の9月にも同じくらい行っ…

エオリアン・ハープ

レーモン・ルーセル「ロクス・ソルス」を読んでいたら「エオリアン・ハープ」という語が出てきた。これ、絶対前に見たことがあるんだけれど、どこで目にしたかは思い出せない。調べてみるとこれは風琴ともいわれ、風で弦が自然振動して音を出すのだそうだ。…

プラトン的エロス同盟

大学時代、私の一学年下の哲学科の女の子が「エロス同盟」なるものを結んでいるといっていたのを思い出した。ここでいうエロスは一般にイメージされる、いわゆるエロではない。プラトン哲学におけるエロスである。「真善美へのあこがれという純化された衝動…

A practical czech course

駿河台交差点に面した古書店で発掘した掘り出し物。軒先のお買い得商品を入れた箱の中に雑然と置かれていた。なんとたったの250円。こんな安価にチェコ語の教材を買えるとは!と嬉々として中を開いてみると、なぜか冒頭から問題の解答が。しかも問題そのもの…

ギリシア・ローマの奇人たち 風変わりな哲学入門

ドロワ&ド・トナック著 紀伊国屋書店 \1800 ISBN:4314009535 タイトルからして面白そうだと判断し、発売前から注目していたのだが、貧乏人の分際で本ばっか買ってる場合じゃないと敢えて現物は見ないようにしてきたのだが、先だって読んだ「はじめて読むフ…

Banfi

Alessandroの友人が働いているというBanfiのワインのうち、一番安いものを2ヶ月くらい前に購入した。試飲したときの感触では、あんま好みじゃないなぁ、という程度であったので、なかなか飲む気になれずに2ヶ月も経過していたのだった。この夏の蒸し暑さで絶…

胡散臭さ

なんともいえないすごい本を見つけた。「水からの伝言」というシリーズの、氷の結晶の写真集だ。色んな文字を水に見せて凍らすと結晶の形に文字の意味が影響する、という主旨の本である。中でも吃驚したのは「666」という文字を見せたらどれも汚い結晶し…

うつけ

イタリア人の友人から来たメール、受信してから一ヶ月以上も経つのに全く、返事送らないどころか読みすらしていなかったことを思い出し、俄かに読んでみると何たる面白さ!やっぱ彼インテリだわ。なんて素敵な人なのだろう。私の持ち合わせていない知識で、…

トラウマ?

象のペンをなくしてからというもの、モールスキンを開くのですら辛かった。あのセピア色のインクを目にするだけで胃が苦しくなるのだ。しかしそんなことを言ってもいられない。せっかくの思考がどんどん飛んでいってしまう。 ogni pensiero vola.だ。なんと…

日傘

ベトナムの高級リゾートの従業員に紛失された日傘が今頃出てきたらしい。来週中には私の手元に届くことであろう。滞在中何度も探してくれと頼んだにも関わらず、誰からも結果の報告がなされず、私としては無いなら無いで謝罪してほしかったのだがそれすらな…

ローマ人の物語10 ユリウス・カエサルルビコン以前(下)

塩野七生著 新潮文庫 \438 ISBN:4101181608 ボリショイバレエのスパルタクスを見たときのクラッススは、ダンサーの性質にも寄ったのかもしれないけれど、割とのせられやすくて女(あの女はひょっとしてユリアだったのだろうか)にうまく操られそうな感じで、…

ローマ人の物語9 ユリウス・カエサルルビコン以前(中)

塩野七生著 新潮文庫 \500 ISBN:4101181594 これ読んでるとやはりカエサルは魅力的なのだが、もともと天邪鬼な性格のために皆が絶賛するものには一歩引いてしまうんだな。それって純粋な評価ではなく相対的なものであると自覚はしてるんだけど、まあいいか。…

ローマ人の物語8 ユリウス・カエサルルビコン以前(上)

塩野七生著 新潮文庫 \420 ISBN:4101181586 昨日に引き続きローマ人の物語。この人、世に出てくるまで時間がかかったのネェ。37にしてようやっとといった感。なんかさぁ、私自身がカエサルとは全然違うなんて事は勿論分かってるんだけれど、30代後半までうだ…

kitemasu

うちの本屋で配っている粉末の食品。なんでもこれを飲むと何らかの菌(なんか名前が書いてあったけれど興味が無いので殆ど目を通さなかった。菌が生きているらしいという情報で十分)が生きたまま腸に届くためにまるでバナナのような美しい、黄色いウンコがで…

ローマ人の物語7 勝者の迷走(下)

塩野七生著 新潮文庫 \420 ISBN:4101181578 8月27日に発売になった文庫版ローマ人の物語8,9,10を読むための準備体操として、マリウスとスッラのところから復習。私はスッラ好きだなぁ、などとしみじみと感じたところである事実に気づいてちょっと愕然…

ブサイク

ジャニーズにはとんと疎い私ではあるが、先ほど「Dの嵐」とかいう嵐の番組を見た。嵐のメンバーに一人、図抜けた不細工がいるのは以前から知っていた。しかもそれがリーダーだというので納得のいかないものを感じていたのだが、この日の放送ではやはり彼は…

喪中

私は今、喪に服している。何故なら、万年筆をなくしたから…。高いといってもたかがペン、にも拘らずここまでの喪失感を味わうとは思いもしなかった。ペンケースごと紛失したのだが、その事実に気づいた瞬間私を眩暈が襲い、胃がむかつき、激しい嘔吐感に苛ま…

はじめて読むフーコー

中山元著 洋泉社新書 \756 ISBN:4896917944 H氏とフーコーを勉強しようという話になっているのだが、如何せんフーコーがどんな仕事をしたのか皆目分からん。名前しか知らないのだ。ということで大体の所を押さえ、どの本から勉強するか決定するためにこの入…