中華航空

初めてのベトナム旅行である。旅行費用を格安に抑えるため、勿論直行便などには乗らない。台湾で乗り継ぎでホーチミンに向かうのである。中国語ではホーチミン胡志明と書くようだ。2年前にロンドンに行く際には香港経由であったのだが、そのさい空港内のトイレ(私は普段雪隠と呼んでいるので以降トイレは雪隠と表記する)の表示が「洗手間」とあった。香港と台湾とでは言葉が違うはずであるが、そこのところどうなっているのかと注目すると「男洗手間」、「女洗手間」。なんなんだろうなぁ、洗手間って。なんでか分からないけれどこの響き面白い。私は好きだね!
しかしなんといっても厳しかったのは機内食である。許されざる味…。もともと機内食なんて所詮レンジフード、美味しさを求めるほうが間違っていると常日頃から思っていたのだが、ここまで来るといかんともしがたい。なんなんだ?あの味。空腹にも関わらず完食不能であった。地獄の機内食である。口にする前は、中華航空だから米の飯が食えると喜んでいたのだが、一番ましだったのが皮肉なことにパンであった。成田ー台湾間で出た機内食はうなぎであったのだが、ご飯がほぼお粥状態。うなぎのタレもなんか違う!変な味する。デザートのマンゴープリンもどきも、いまどきコンビニデザートだってここまで不味くない。なんだか非常に化学的な味がしたのであった。