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ヒースローにて

携帯より更新。なんとかホテルには到着できたけど、もうクタクタです。夜のロンドンに出かけようなどという考えは非常に甘かった。ヒースロー広過ぎ。ホテル行きのバス乗り場を探して表示とおりに歩いたら、いつの間にやらターミナル3からターミナル2にま…

いじけながらも楽しく過ごす。

二日目。グアム観光の真骨頂は南部にある。グアムのガイド作ってた私が言うのだから間違いない。作ってた当時はグアム未踏であったことを鑑みると土台が揺らぐのだが。南部に行くにはレンタカー借りるかオプショナルツアーに参加するしかないのだが、なにぶ…

人類vs感染症

岡田晴恵著 \819 岩波ジュニア新書 ISBN:4005004911 飛行機の中で読んだ本。何で寄りにもよってこんな内容?と思わないでもないが相当面白かった。天然痘やペストが流行した当時にヨーロッパの様子から、細菌の発見、天然痘撲滅の様子まで描かれていた。戦争…

とりあえず一日目

グアムに行って帰ってきて既に今日は20日。この日は14日ということなので既に大分過去なのであるけれど、まあ書きます。細かいことは現地にいたときに日記に付けていたので、それをなぞる気もしないので適当にしか書きませんが。私の日記帳、素敵なのヨ!蛇…

空港について考える

成田に無事着き、ロストバゲッジにもならずに無事スーツケースを受け取り家路へとついたが、ふと行きの飛行機で隣に座ったロシア人女性のジェーニャさんのことを思い出した。彼女は岐阜から成田まで来たからえらく時間がかかり大変であったという。いやいや…

チェコ語を通じてロシア語を解す

ゲートに戻り、ボーっとあたりを見渡していると看板が目に入った。英語で“GATE”と書いてあるのだが、その上にキリル文字で“BЫХОД”と書いてある。なんて書いてあるんかなぁ、一文字ずつアルファベットに直してみると“VYCHOD”、なんだ!チェコ語の“vých…

そして再びタージマハール

今度の乗り継ぎは特に飛行機に遅れもなく、意外にもスムーズに行った。それでも待ち時間が3時間ほどあったので空港内をうろつくことに。せっかくだからウォトカでも買うか、と。ウォトカのスペル知ってます?BOДKAって書くんですよ。だからどうって話で…

手荷物に関して勝利する

さてさて、今日は帰国の日である。2週間、短かったね。最低でも1ヶ月は欲しい。しかしそんなことをしてる場合ではないので帰国である。空港まで地下鉄とバスを乗り継いで12コルナ。コートのポケットに手を入れると見に覚えのない小銭が入っていた。5コルナ。…

イラストを頑張る

夕食は宿の近くのお店で済ませた。味だけでいうならば昨日の贅沢ディナーよりもこっちの方が美味しいな。ビール飲んでも(また飲んだ)140コルナで済んだし。チーズのフライを注文したのだが、つけあわせが何れもジャガイモばかり。そして私はよりにもよって…

船便のお世話になる

本当のことを言うと私は本なんて買ってる場合じゃないのだ。何でかって言うと、アエロフロートは恐ろしいことに荷物の重量オーバーを細かくチェックしてそこで金をふんだくる地獄の航空会社だからだ。しかもその事実を宿泊中の宿の奥さまに伺うまで全く知ら…

ビール飲んだくれ

こいつまだチェコにいるのかよ、もう食傷気味だよ、そういう声が聞こえてきそうですが相変わらずチェコにいます。そして私はやっぱり今日も幸せです。今日はもう昼からビール飲みまくりました。アルコールと言えばワインくらいしか普段飲まない私であるので…

時計買いました。

ガラクタというと言いすぎか。アンティーク雑貨を売っている店で時計を買った。50年代のロシア製でねじ巻き式。だからずーっとカチカチ音がしている。店のおじさんが他に客がいなかった所為か何か知らんが矢鱈と親切で店中の時計を見せてくれた中から選んだ…

フランス人にびびる

昼のオペラはヤナーチェク。初めて観た。日本ではヤナーチェクなんて滅多にやらないからね。私が観たのは国民劇場で、国立のオペラハウスではアイーダがかかってたけど、ここでアイーダなんか観てもしょうがないでしょう。面白いけどさ、あのオペラ。派手だ…

マダム扱いに上機嫌

あ〜幸せだ幸せだ。私はなんて幸せなんだろう。本当に幸せだ。もう贅沢大好き。贅沢するために生まれてきたんだ、きっと。断っておくがここでいう贅沢とは無駄に金を使いまくることではない、精神の充実に主眼が置かれている。その点で今日は最高だった。ま…

午後は再び徘徊老人

本当に徘徊老人です。自分が何故、何のために、一体どこを歩いていたのか記憶がありません。確かにビールで多少酔っていた事は認めます。聖なる酔っぱらいの伝説〜、などとほざきながらウロウロしておりました。しかし所詮ビール、酔いはあっという間に醒め…

カフェで寛ぐ

カルロヴィ・ヴァリ取りやめたのはいいのだが、やることがない。もはや私のプラハにおける存在理由が危ういレベルだ。どうしよう、どこに行けばよいのだろう、逡巡していたのだがとりあえず外に出ることにした。その時に、欲すればおのずとやってくるものな…

カルロヴィ・ヴァリに敗北

リスカルダメント、と書くときっとリスカがキーワードリンクされるんでしょうね。あ、やっぱり。リスカルダメントが好きです。暖かいけど熱風が生じない暖房器具。輻射熱ってやつですね。ヨーロッパで暖房といったらリスカルダメント。大好きです。 ところで…

英語禁止令

私から言わせると英語のプロみたいな人から英語禁止令が出た。「日本語、イタリア語、チェコ語、フランス語、ロシア語などで何とかやりくりして下さい。」だって。なんだよ、私はもともとまともに喋れるのは日本語だけなんだぞ。他の言語は全部中途半端なん…

甘いもの食べまくる

さてさて、このターボルでは雪道を歩き回ったので足先が完全に冷え切ること数回。その都度お店に入って暖をとったのだが、甘いものが安い。最初に入った店なんかパイ菓子とコーヒーで25コルナ。意味が分からない。このパイ菓子はパイ生地を筒状にして中にク…

ターボル行ってきました。

電車に乗りたいがためにわざわざターボルに行ってきました。プラハから1時間40分程度のところにある街で、チェコの宗教革命の指導者だったヤン・フスのフス派の本拠地だったそうです。しかし私はそのフスについて予備知識殆どなし。ヌル。だから全然、特別に…

「売られた花嫁」鑑賞す

夜にオペラを控えていたので午後はお茶をしたりしてのんびりとすごした。入り口に筆で「茶」と書かれたお店があって、世界の様々なお茶を取り揃えているらしいので入店。プーアール茶とケーキを頂く。納得がいかなかったのはメニューに書かれた“chinese SEN-…

博物に目覚める

キュビズムを堪能した後は一転してストラホフ修道院へ。ここの図書室が凄いことになっているらしいので見てみたかったのだが、私個人の趣味からすると図書館よりも手前にあった展示物に圧倒された。なにがあったのかというと、気持ちの悪い魚介類と爬虫類の…

寒さに適応する

いつもどおり朝宿を出て、では今日はヴィシェフラットに行ってみよう、と気分良く出発したのだが、何かがおかしい。何かがいつもと違う。…わかった。今日はなんか暖かいのだ。普段は気に入った風景が目前に広がっていても、これをカメラに収めるためにコート…

「興味なければ行かぬ会」に賛同を得る

本日も夕食は同宿の女の子と一緒に済ませた。彼女は明日にはロンドンに発ってしまうのである意味ラスト・サパーです。調子に乗ってワイン飲んで好き放題喋っていたら話題は何故か「興味なければ行かぬ会」に。きっかけは日本人旅行者によく見られる「せっか…

チェコの田舎を満喫

本当のことを言うと私はクトナー・ホラでは上に書いたコストニツェだけ見られれば十分だったので、他には用はなかった。でもせっかく来たのだから田舎町を徘徊しようと街の中心の方に移動すると、意外にも数人の日本人が。観光客そのものが殆どいないこの街…

クトナー・ホラでメメント・モリ

クトナー・ホラ行ってきた。プラハから列車で1時間少々。チェコと言えば大抵の日本人はプラハしか知らないだろうし、他の街を知っていたとしてもカルロヴィ・ヴァリとかブルノくらいなんじゃないかと思うが、こんなマイナーな場所に赴いた理由はただ一つ、人…

「歩き方」大活躍

夕食は同じ宿に泊まっている卒業旅行中の大学生の女の子とチェコ料理に行った。お店自体は宿のお嬢さんに紹介してもらったので味は確かだ。トラムの通りに沿ってずーっと進めばその店はあると言うのでその言に従ったのだがなかなか店が現れない。心配になっ…

マルキ・ド・サドにてマルキ・ド・サドを読む。

昨日の晩、ロンリープラネットを眺めていたら旧市街の方にマルキ・ド・サドという店があることを知った。なんかアブサンとか飲めるらしい。いいじゃん、サドそのものは持って来てないけれど、まだ読みきっていない澁澤さんの「サド侯爵〜」があるからこの店…

思いがけず美術館めぐり

今日はもともと美術館に行こうと思っていたのだが「頑張らない旅」を標榜している都合上、1ヶ所しか行くつもりはなかった。プラハ城の正門前にある美術館だ。いつものように地下鉄とトラムを乗り継いで赴いたそこで私が目にしたもの、それは美術館3館セット…

人形操作師願望

マリオネット劇場でドン・ジョヴァンニ観て来た。最高っす。予想してたのと全然違っていた。出掛けに宿の方から前方に座ると水が飛んでくるとの危険情報を頂いており、その時点でどんな芝居なんだ?と興味津々だったのだが、まさかこんな演出とは思いません…