手荷物に関して勝利する

さてさて、今日は帰国の日である。2週間、短かったね。最低でも1ヶ月は欲しい。しかしそんなことをしてる場合ではないので帰国である。空港まで地下鉄とバスを乗り継いで12コルナ。コートのポケットに手を入れると見に覚えのない小銭が入っていた。5コルナ。誰かに恵まれたんだろうか。ところで宿から空港までタクシーを使うと700コルナかかる。公共機関が安いとはいえこのタクシー料金は如何なものか。ぼりすぎであろう。ぼられない不良外人を目指す私としてはタクシーなんか使ってる場合じゃない。アエロフロート対策として軽減化した私の荷物はそれでも20キロをちょっと超えていたのだが、ちゃんとそれを引きずり、地下鉄の階段も上がりましたよ。
空港に着いたのは良いが、なかなかチェックインが始まらない。私は果たしてこの関門を乗り切れるのだろうか。衆人環視の中スーツケースを広げる羽目になるのか、そうびくびくしていたのだが、実際にチェックインが始まると私の乗る便はアエロフロートとチェコ航空のコードシェアだったらしく、結果的にはチェコ航空に乗ることになったのでなんと手荷物(5キロちょっとあった)に関しては不問に付された。私の勝ちである。という事で無事モスクワへと出発しましたよ。