初チェコ料理

夕食は宿で聞いた店に入ったのだが、ここが大変安い。全部で日本円にして700円くらいか(175コルナ)。オニオングラタンスープとチキンのソテー、レモンバター風味に付け合せに揚げたポテト。これがもう凄いボリューム。オニオングラタンスープは日本でのそれとは味の雰囲気が違うのだが、食べ進めるにつれて、なんだか安心する味。チキンは、美味しかったです。本当に。だけど苦しかったです。この半分のポーションで老人には十分な量です。苦しかったなぁ。
今まで外国旅行してきて同じような苦しさを味わったのはスペインだ。あそこのパエリアはすごかった。1人前が日本での2・5人前くらいあったからな。あの時は結局食べ切れなかったのだが今回は意地でも食べきった。イタリア料理だと同じくらいボリュームがあっても割りと苦しまずに食べきれるのは何故なのだろう。私の父は仕事の関係で年に5〜6回は海外に行くのだが、これがまた徹底していて一切現地のものを食べない。必ず日本食の店に行くのだ。仕事なので楽しむ余裕がないのかもしれないけれど、もったいないことするなぁと思っていたがちょっと気持ちが分かった。年とってくると脂っこいものが辛くなるんだ。若い頃は意にも介さないのに。私が泊まっている宿*1のお嬢さんに「20代前半に見える!」と言われて喜んでいたけれど身体はちゃんと老いてるよ。ちょっと哀しくなったところで今日は終わり。

*1:日本人が経営されている宿で、非常に居心地いいです。彼らのお家の一部を宿として使用しているのでホームステイ感覚ですな。住むように旅行したい人にはうってつけです。私はホテル泊まるよりこっちの方が断然良いです。