寒さについて考える。

ヤンの家

今朝、朝食に出たヨーグルトがナッツ味だった。イタリアでコーヒー味に出会った時も相当驚いたが今日も同じくらい驚いた。砕いたナッツがヨーグルトに入っててちょっと香ばしいの。でも美味しかった。ヨーグルトの世界は深いらしい。ちなみにコーヒー味のは勿論不味かったです。嫌な味がしましたよ。
昨日は精力的に街を歩きすぎて疲労困憊。ゆえに今日からは頑張らないことに決めた。宿を出たのも朝10時だ。カレル橋を渡ってプラハ城方面に向かった。ヴルタヴァ川もカレル橋もこれが初めてだったのだが、ここにきてやっとプラハに来ている実感がわいた。ヴルタヴァ川という名だと馴染みがない向きも多いかと思うけれどモルダウである。スメタナだね。冬だからか中欧だからかよく分からないが川とその周りの風景がイタリアとは全然違う。空気が違う。気温が違う。凍てつく寒さ。というか顔が痛い。今日の昼の時点でこの時よりも大分暖かくなっていたにも関わらず0℃だったから氷点下だったに違いない。身体の方は服を着込んでいるので問題ないが、辛いのは顔と手足。痛いです。
周りを見渡すと毛糸の手袋をしている人ばかりだが、その理由が分かった。皮手袋だとそれ自体が冷え切ってしまうので手を温める機能を果たさないのである。私はその皮手袋使用者だが、こんなものを嵌めるくらいなら手袋なんかしない方がましだ。皮手袋なんて下らないもん誰が考えたんだよ。あんまり寒いんで自棄になってアイスでも食べてやろうかと思ったが明らかに愚考なのでやめておいた。