オ・グルニエ・ドール

京都からわざわざ取り寄せた金蔵さんのガレット。あぁ…。抜群に美味い!一体なんだというのでしょう、このクレームダマンドの香り高さは!!ほんとにほんとにほんとにほんとに、ほんとうに最高なのです。あ〜っ!なんで私は東京なんかに住んでいるのだ?今すぐ京都に引越すべきなんじゃなかろうか。そうしたらもう毎日死ぬほどケーキ食べて、きっと一月足らずで巨漢だな。体が肉で膨張して最後ははじけて散る運命なのだろうか。書いてて何のことだかよく分かんなくなってきたが、昨日新宿駅で見た巨きな女の人は、ウエストサイズが推定で1m50cm、超弩級の巨乳がもはやそれを乳と呼んでよいのか定かでは無い感じであり、谷間というか割れ目が体と直角を成していた。胴体から垂直に乳が生えていた。そして谷間が見えないはずの服なのに谷間が見えてた。ああなるんですかね、私も。
京都に引越せる立場*1にはいないので巨漢にはならないのだが、いやはや本当に美味しいのですよ。このパイが。昨日のノリエットとは全然方向性が違っていて、パイ生地に若干塩味がきいていて、この香り高いクレームダマンドに対してはこの塩加減が絶妙であった。まだ残ってるから明日も食べられるぞ!嬉しいなぁ。幸せだなぁ。あんまり幸せなんで浮かれてきちゃったよ。きっと私はこれまで、金蔵さんのケーキと出会うために生きてきたのね!!もう今年はこれ以上ガレット食べるのやめようかなぁ。こんな味を経験しちゃったらこれから先なにを食べても虚しいだけだよ。美味しく食べられるのは、あとは「オー・ボン・ヴュー・タン」くらいのものでしょう。でもここのは去年食べたから今年は候補に入っていないのです。フェーヴコレクターとしては数を稼ぎたいのだけれど、無意味な摂取は私の舌が拒否するし。どうしたものやら。

*1:一時期真剣に、金蔵さんのケーキのために京都に住む大義名分を得る目的で京大の院(物理じゃない分野で)に進学しようと考え、まずは院試の過去問から手に入れなきゃね!という動機付けで京都に赴き金蔵さんのところで鱈腹ケーキを食べた後に、申しわけ程度に京大生協に立ち寄ったことがあった。2002年の秋。