2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

午後は再び徘徊老人

本当に徘徊老人です。自分が何故、何のために、一体どこを歩いていたのか記憶がありません。確かにビールで多少酔っていた事は認めます。聖なる酔っぱらいの伝説〜、などとほざきながらウロウロしておりました。しかし所詮ビール、酔いはあっという間に醒め…

カフェで寛ぐ

カルロヴィ・ヴァリ取りやめたのはいいのだが、やることがない。もはや私のプラハにおける存在理由が危ういレベルだ。どうしよう、どこに行けばよいのだろう、逡巡していたのだがとりあえず外に出ることにした。その時に、欲すればおのずとやってくるものな…

カルロヴィ・ヴァリに敗北

リスカルダメント、と書くときっとリスカがキーワードリンクされるんでしょうね。あ、やっぱり。リスカルダメントが好きです。暖かいけど熱風が生じない暖房器具。輻射熱ってやつですね。ヨーロッパで暖房といったらリスカルダメント。大好きです。 ところで…

英語禁止令

私から言わせると英語のプロみたいな人から英語禁止令が出た。「日本語、イタリア語、チェコ語、フランス語、ロシア語などで何とかやりくりして下さい。」だって。なんだよ、私はもともとまともに喋れるのは日本語だけなんだぞ。他の言語は全部中途半端なん…

甘いもの食べまくる

さてさて、このターボルでは雪道を歩き回ったので足先が完全に冷え切ること数回。その都度お店に入って暖をとったのだが、甘いものが安い。最初に入った店なんかパイ菓子とコーヒーで25コルナ。意味が分からない。このパイ菓子はパイ生地を筒状にして中にク…

ターボル行ってきました。

電車に乗りたいがためにわざわざターボルに行ってきました。プラハから1時間40分程度のところにある街で、チェコの宗教革命の指導者だったヤン・フスのフス派の本拠地だったそうです。しかし私はそのフスについて予備知識殆どなし。ヌル。だから全然、特別に…

「売られた花嫁」鑑賞す

夜にオペラを控えていたので午後はお茶をしたりしてのんびりとすごした。入り口に筆で「茶」と書かれたお店があって、世界の様々なお茶を取り揃えているらしいので入店。プーアール茶とケーキを頂く。納得がいかなかったのはメニューに書かれた“chinese SEN-…

博物に目覚める

キュビズムを堪能した後は一転してストラホフ修道院へ。ここの図書室が凄いことになっているらしいので見てみたかったのだが、私個人の趣味からすると図書館よりも手前にあった展示物に圧倒された。なにがあったのかというと、気持ちの悪い魚介類と爬虫類の…

寒さに適応する

いつもどおり朝宿を出て、では今日はヴィシェフラットに行ってみよう、と気分良く出発したのだが、何かがおかしい。何かがいつもと違う。…わかった。今日はなんか暖かいのだ。普段は気に入った風景が目前に広がっていても、これをカメラに収めるためにコート…

「興味なければ行かぬ会」に賛同を得る

本日も夕食は同宿の女の子と一緒に済ませた。彼女は明日にはロンドンに発ってしまうのである意味ラスト・サパーです。調子に乗ってワイン飲んで好き放題喋っていたら話題は何故か「興味なければ行かぬ会」に。きっかけは日本人旅行者によく見られる「せっか…

チェコの田舎を満喫

本当のことを言うと私はクトナー・ホラでは上に書いたコストニツェだけ見られれば十分だったので、他には用はなかった。でもせっかく来たのだから田舎町を徘徊しようと街の中心の方に移動すると、意外にも数人の日本人が。観光客そのものが殆どいないこの街…

クトナー・ホラでメメント・モリ

クトナー・ホラ行ってきた。プラハから列車で1時間少々。チェコと言えば大抵の日本人はプラハしか知らないだろうし、他の街を知っていたとしてもカルロヴィ・ヴァリとかブルノくらいなんじゃないかと思うが、こんなマイナーな場所に赴いた理由はただ一つ、人…

「歩き方」大活躍

夕食は同じ宿に泊まっている卒業旅行中の大学生の女の子とチェコ料理に行った。お店自体は宿のお嬢さんに紹介してもらったので味は確かだ。トラムの通りに沿ってずーっと進めばその店はあると言うのでその言に従ったのだがなかなか店が現れない。心配になっ…

マルキ・ド・サドにてマルキ・ド・サドを読む。

昨日の晩、ロンリープラネットを眺めていたら旧市街の方にマルキ・ド・サドという店があることを知った。なんかアブサンとか飲めるらしい。いいじゃん、サドそのものは持って来てないけれど、まだ読みきっていない澁澤さんの「サド侯爵〜」があるからこの店…

思いがけず美術館めぐり

今日はもともと美術館に行こうと思っていたのだが「頑張らない旅」を標榜している都合上、1ヶ所しか行くつもりはなかった。プラハ城の正門前にある美術館だ。いつものように地下鉄とトラムを乗り継いで赴いたそこで私が目にしたもの、それは美術館3館セット…

人形操作師願望

マリオネット劇場でドン・ジョヴァンニ観て来た。最高っす。予想してたのと全然違っていた。出掛けに宿の方から前方に座ると水が飛んでくるとの危険情報を頂いており、その時点でどんな芝居なんだ?と興味津々だったのだが、まさかこんな演出とは思いません…

本日も最後はカフェで読書。

最後が今日の本来の目的であった黄金小路。だめだ。やっぱり土産物屋ってあんまり好きじゃない。普通の店で普通に買い物するのが好きな私にとって、地元の人が絶対に買わないようなものを買う気はない。明らかにみやげ物であってもその存在に面白さが感じら…

熱源に惹きつけられる

次は旧王宮。王宮として使われていたのは16世紀までだったそうで、なので例えばスペイン王宮みたいな派手さはないです。なんでスペイン王宮かって、ちゃんと中身を見た王宮がそれだけだったから。派手さではきっとフランスの方が勝ってるんだろうけど実物見…

黄金小路だけのつもりが

プラハ城の方に黄金小路というのがある。プラハ城の方も何も、殆どつながっていると言って差し支えないところだ。長屋風の建物でかつてはフランツ・カフカもその一角に居を構えていたと言う。しかし現在は全て土産物屋になっているのだが。今日はもうここだ…

醤油味が恋しい

寒いので18時に宿に戻ってからずっとネットをやってる。なんかもう自分の家にいるみたいだ。私の環境適応能力は、私自身は自覚がないのだが人に言わせると相当なものらしい。チェコ自体も初日で慣れた。ゴキブリ並みの生命力。 ところで今、無性に醤油味のも…

観光に向かない体質

昨日だらだらと過ごしてしまったために今日は更にそのだらだらに拍車がかかってしまった。今日、どこも観光しなかった。何をしてたかってカフェで読書だ。わざわざ外国まで来て読書したらダメですか?ダメって言われてもやるけど。しかし不思議なことに朝10…

まだ生きてます。

ネットの調子が悪くてなかなか更新できず、もうコイツ死んでんじゃないの?と思われた方も多いかと思うが、残念でした。まだ生きてます。そう簡単に死んだりしません。しぶといんですよ、わたくし。というわけで一気に更新。といっても無駄に長いのできっと…

中学時代に想いを馳せる

昨日図らずもチケットを購入してしまったコンサートに行ってきた。スメタナホール。確かに美しい。室内楽のコンサートだったんだけど、なんか妙に1曲1曲が短い。しかも有名な曲ばかり。観客もどうみても外国人っぽい連中ばかり(私も含む)。なんか嫌な予感…

クネドリーキを食す。

チェコに来る前からクネドリーキは絶対に食べてみたいと思っていたのだが、なかなかお目にかからないしそれ以前に恐らく英語メニューにはクネドリーキとは表記されていない。ゆえに食べるチャンスはないかもしれないと思っていたらプラハ城ちかくの店に写真…

ヤンの家

で、プラハ城方面に向かったわけだがプラハ城に行くわけではない。どこに行くかってヤンの家だ。ヤン・シュヴァンクマイエルのアトリエで時々ご本人も出没するらしい。そこに向かってずんずん坂道を上がっていくと、上がれば上がるほど観光客が減っていき、…

寒さについて考える。

今朝、朝食に出たヨーグルトがナッツ味だった。イタリアでコーヒー味に出会った時も相当驚いたが今日も同じくらい驚いた。砕いたナッツがヨーグルトに入っててちょっと香ばしいの。でも美味しかった。ヨーグルトの世界は深いらしい。ちなみにコーヒー味のは…

初チェコ料理

夕食は宿で聞いた店に入ったのだが、ここが大変安い。全部で日本円にして700円くらいか(175コルナ)。オニオングラタンスープとチキンのソテー、レモンバター風味に付け合せに揚げたポテト。これがもう凄いボリューム。オニオングラタンスープは日本でのそ…

「黄金の虎」に挑む

ちょっと気持ちが沈んでしまったので景気付けにビールを飲みに行くことに。一見さんお断りで有名な「黄金の虎」だ。落ち込んでるんだから観光客なら誰でもウェルカム!みたいな店に行けばいいものの、またしても自らに試練を課してしまったのだ。だって、観…

チェコの子どもに憤る

そして更に街を徘徊している時に10歳くらいの男の子3人とすれ違ったのだが、すれ違った後に「バシャッ」という音が。何だ?と服を見るとリュックもコートも濡れている。すれ違った子どもたちは20〜30メートル彼方まで走り逃げて、逃げつつもこっちの様子伺っ…

「学生で通るよ!」とその気にさせられる

ぼけーっとしながら歩いていたらばキュビズム美術館に出くわしたので入ってみた。ヨーゼフ・チャペックってカレル・チャペックの挿絵くらいの印象しかなかったけどキュビズムもやってたのね。ただ私の好みから言うとキュビズム絵画は結構どうでも良かった。…